8/18の相場分析!トランプ大統領のリスクが浮上!!
前回の記事で述べたような展開になりましたね!( *´艸`)イエイ
前回の記事はコチラ。
さて、今回もいつものように書いていきます_( _´ω`)_ペショ
週末は日々の出来事だけじゃなく、羽を伸ばせて良いですね。
日々のインプットの一部です。
こんなとこ行ってみたり。
どうでもいいですね。
今日も書いていきます。
今回は以下のような記事になります。
・8/18の相場分析
・8/21の相場見解
・8/18の相場分析
「まるでドルのバーゲンセールだな…」ってベ〇ータさんも言ってますよ。
ハイ。今回の相場に影響の与えたと思われる出来事を書いてみます。
①バルセロナでのテロ発生。ISの犯行声明。
まずはこれでしょう。日本時間8/18の0時に起きた事件で、死者が13人出たものです。
スペインでは8/16にアルカナル(死者1名)、8/18にバルセロナで今回のテロ、そしてこのテロの後にカンブリスと、立て続けにテロが発生しました。
これによってユーロが売られ、ユーロ安の流れになりました。
(以下、ユーロ円の15分足)
綺麗な下降トレンドです。直近安値を切り下げ落ちていきました。
(以下はユーロ/円の4時間足)
節目となっていた128円を割りました…。今後のEU情勢次第では、ますます下落が見込まれます。特にユーロを買う材料もないので、追加情報が出るまでもみ合うでしょうし、テクニカル指標に触れてくる辺りで試しにエントリーしてもいいのではないでしょうか。
ただ、それよりもは次の材料のインパクトがでかいです。
②トランプ政権リスク急増
この人は話題に困らないですね(´・ω・`)
前回の記事でも触れましたが、トランプ大統領があまり人種差別を明確に否定しないどころか、火に油を注ぐ発言をしました。そのため、政権がさらに大きく揺れています。
まずは「債務問題」です。最近で言うとギリシャでも起きた、いわゆるデフォルトです。この辺はまた別記事に書きます。
次に「経済組織助言組織の分裂」です。これも別記事に書きますが、簡単に言うと、トランプさんの政策実現可能性が下がったと見られ、政権に対する懐疑的な見方が広がっています。
後はやはり「北朝鮮リスク」です。今は金正恩氏が「米国の動きを見る」と発言したので落ち着いている(水面下は知らないけど)のですが、21日から31日にかけて行われる米韓両国の合同演習に何かしら反応を示してきた場合に備えなければなりません。具体的な行動はもちろん、何か動きを示そうとする発言をした場合相場に反応が出るかもしれないので注意したいところです。
少しアメリカの政治情勢が大きく傾いているので記事のボリュームが大きくなってます。これでも書き足りないくらいなので、別で記事にします_( _´ω`)_ペショ
しかし、このような政治情勢では、次のFOMC議事録でも注目される利上げの議題で消極的な見方が広がるのではないでしょうか(´・ω・`)
(以下はユーロ/ドルの15分足)
最初に述べた、スペインのテロを受けてユーロが売られ、ドルが買われましたが、すぐにまたドルが売られ、結果もみ合い相場になりました。
これは、「テロのリスクよりも、トランプ政権へのリスクを懸念している」ということになります。それほど今アメリカに注目が集まっているということです。
(以下はユーロ/ドルの4時間足)
ECB議事録の発言でもそうでしたが、少しユーロに陰りが見えてきています。底値は堅く見えるように見えて、直近安値を試すような動きも見えますので、EU情勢次第では
下を試す動きも見えるでしょう。かといって、トランプ大統領はツイートでも爆弾を投げますので、ドル安にもなりえます。現環境においてこの相場に参加は難しいでしょう。
③北朝鮮リスクの軽減に努める日本
となると、現状何もないように見える円に流れます。ぶっちゃけ、ICBMに備えているから円が買われるというよりは、特に何もないから円に流れてるという状況であると見ています。
さらっと述べておくと、いわゆる「2プラス2」で米国とのつながりを再確認したり、「イージス・アショア」の導入方針を発表したりと、何かと北朝鮮に対して備えを立てています。
「米国が守ってくれるからいいじゃんという姿勢では無い」というのが今の日本政府の見方であり、トランプ政権への評価です。つまり、「ICBMを取りやめて米国と話し合うことになれば、米国は日本を本当に守ってくれるのか」と懐疑的になっているということです。多くの人命がかかってきますからね。もし米国と北朝鮮が対話するということになれば、ドル買いによる円売りが進むでしょうが、現状その心配はしなくても良いでしょう。
次にユーロ/円を見てみましょう。
(以下はドル/円の15分足)
前回の記事通り、円高きましたね( *´艸`)
自分の知識がこうして数値として現れ、具現化するのは本当に嬉しいものです。
ただ、慢心してはいけないのが相場であり、投資家の務めです。
長期足で見てみると、一つの転換点にきていることが分かります。
このチャートを見る限りだと、ドル/円も一回反発をしてから底値を試す、あるいは何もないかのごとくもみ合いに入るのか、だと見ています。
最後に、日経平均先物市場ではこのドル安・円高をあまり影響を受けずにもみ合いの相場となりました。この背景には日銀や機関投資家の影があるのかもしれませんが、気になる指標が見つかったのでその点から書いてみたいと思います。
具体的には以下の2点です。
まずは、PCR(プット・コール・レシオ)、つまり「買い」と「売り」の割合のことですが、これが約7年ぶりの高水準である1.41を記録しました(数値が高いことは売り優勢を示す)。この点から「売られすぎ」という見方をした投資家が買い支えをしたのではないかと見ています。
次は「NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投資信託」、これは日経平均の下落時に買われる商品だそうですが、前日比6.4倍の出来高である31万を記録しました。
これらの点から前場はもみ合いの相場になったと見ていますが、やはりドル/円の抵抗線を割ってくるほどの円高になる場面(22:30頃)には、下落を付ける場面がありました。
・8/21の相場見解
長くなりすぎました( ;∀;)
さて、手短にここは書きたいと思います。
注目はやはり「トランプ大統領の発言と行動」、「EUのテロリスク」、そして「北朝鮮の動向」でしょうか。
強いて戦略を立てるなら、突発的な出来事に対応できないならノーポジですかね。
エントリーするにしても少し複雑なチャートになってきました。
資金に余裕のある方は反発狙いのスケベ「ドル/円を買い」でしょうか。
まぁ「日経平均先物市場も買い」でしょうが、突発的な出来事が怖いので資金に余裕のある、かつ「試し買い」で弱気でいいと思います。
ただ、次の日の相場予測なんて本当は大切でないと当ブログでも述べてきました。
占いにすぎないと批判的に見てくださっても構いません。
忘れてしまった方はコチラ。
まぁ私はこの記事で言うブローカーでは何でもないただのブロガーですが(´・ω・`)
さて、敬愛する著書の一つである「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」ハワード・マークス著では、かの有名なウォーレンバフェット氏の発言がこのように綴っています。
「…チャンスさえ掴みさえすればよい投資家は、ウィリアムズ(野球の打者)よりはるかに有利だと指摘した。投資家の場合、見逃し三振でアウトになることはないから、動かねばというプレッシャーを感じずに済む。絶好のチャンスが訪れるまで、他の投資機会を何度も見送っても大丈夫なのだ。(本著、第13章「我慢強くチャンスを待つ」p191-p192より一部抜粋)」
グッドラック。