リスクについて考える
残念ながら前回の記事同様、リスクが見えていません(´・ω・`)
なので今回は相場分析と相場予測はお休みです_( _´ω`)_ペショ
まぁ強いて言えば「米国の税制改革の見通しが明るいかも」ということでしょうか。
そのため本日は多少のドル高になりましたが、節目では反発するような場面になっております。
しかし個人的な戦略では、このような相場では売買しないようにしています。
※ただし、前回以前の記事でも書いたように、市場が敏感に反応しそうな材料は今週沢山ありますのでご承知おきください。
さて、今回は以下のような題目です。
割と自由に書いてみました。
・日本国民ベースのリスク
・個人ベースのリスク
・日本国民ベースのリスク
さて、ここから話を一般化させてみます。「ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール著)」では、「米国の実質購買力は緩やかなインフレ率でも低下を辿っている」としています。
ざっくり書くと、
①実質購買力(現金/表示価格)なので、モノとカネの相対価値が分かります。これの低下は、現金の価値の低下を意味します。
②インフレ率(物価上昇幅/物価)なので、物価上昇率が分かります。これが安定とは、物価の価格の安定を示します。
気が付きましたでしょうか?
つまり、モノの値段があまり変動しないのに、カネの価値が下がっているのです。これは難しいところでしょうが、通貨発行量が多いのでしょうね。そのためFRBは金融政策の引き締めをしたがるわけです(というか、そう見てます)。
このことから預金は「取引手数料」と「インフレ率の増加」が資産を目減りさせます。
さて投資をする判断をした方には、資産形成が目的かもしれません。その際にもインフレ率には気をつけねばなりません。
上記のサイトを見る限り、物価水準は変動します。つまり、物価にリスクが存在するので、生活にもリスクは存在するのです。
・個人ベースのリスク
「投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス著)」では、リスクを「損失を被る可能性」と意味づけています。これを踏まえると、リスクが無いとはつまり、投資額と同等以上の価格で約定できるという意味になります。このリスクという概念は投資を行う上でなくとも、非常に重要な概念ですので、学びの価値はあると思います。
例えば、人生における最大の損失とは何でしょうか。それは人によって異なります。
自分の死。両親の死。最愛の人の死。友人との別れ。けがや病気。孤独。退屈。‥等。
どれも喜劇というよりは、悲劇であるように思えます。それらの多くが、明日100%起こらないという証明は難しく、上で挙げた例は実現するかもしれません。この「起きるかもしれない可能性」がリスクです。そして、リスクが無いと思っている時に「まさか」と思うような出来事が起きるから、悲劇の多くは予測できないのです。
もし自分の幸福を実現したいと思うのであれば、悲劇は避けねばならず、悲劇に備えなければなりません。悲劇や喜劇とは何か、と聞かれても残念ながら知ったこっちゃありません。それはあなたが主役の物語です。
グッドラック。