8/28~31の相場を一挙に分析!注目材料は何か!?
日が空いてしまい申し訳ありません、最近ブログ書く時間を割くことができていませんでした(´・ω・`)スマヌ。。
前回記事から書けていなかった期間を本当にサラッとですが、一挙に書いていこうと思います。
前回の記事はコチラ。
今回の題目は以下になります。
・8/28の相場事情
・8/29の相場事情
・8/30の相場事情
・8/31の相場事情
・現状に潜むリスク
・8/28の相場事情
この日は市場関係者が注目する経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を通過した週明けの取引日になりました。
日本時間で言うと、25日23時イエレン議長開演、26日4時にドラギ開演。
イエレン議長は「引き締め政策について言及はしない姿勢」を示したため、ドル安の流れになりました。
(以下、ドル/円の15分足)
直近の抵抗ラインを抜けるドル安が発生し、底で反発、その後もみ合いを形成しました。28日はこの流れを汲みもみ合い相場でした(特に材料無かったですしね…)。
ただ、25日に上陸した大型ハリケーン「ハービー」の動向は注目かもしれません。28日の日経新聞によると、ヒューストンが大洪水になり、約250もの高速道路が閉鎖されたとありました。物流や保険(保険金支払いラッシュ見込み)関連銘柄が売られることが考えられる出来事です(´・ω・`)
いずれにせよ、トランプ大統領の負担も増えますね。。この件に関しても、トランプさんが下手な発言をしないかどうか一応気にかけておく方が良いかもですね( ;∀;)
・8/29の相場事情
この日の注目点は3つでした。
一つ目は大型ハリケーン・ハービーによる「米国製油能力の15%低下」です。
これを受けてガソリン先物の価格が10%上昇(16日比)、ダウ一時45ドル下降が起きました。
(以下、ドル/円の15分足)
2つ目は、北朝鮮が中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、「有事の円買い」が発生しました(´・ω・`)
何故日本に対するリスクなのに「円が買われるの??」ということについては「有事の円買い」でチェックです( `ー´)ノマルナゲ
東日本大震災、リーマンショックなど様々な有事で円は買われやすいい通貨となっていますので、有事の際に覚えておくと大きく取れるかもしれません。
3つ目は「3回目のEU離脱交渉」です。
EU側は離脱に消極的姿勢なので、慎重に物事を取り決め交渉に取り組みます。しかし英国は「10月に離脱をする」という姿勢で取り組みますので、どうしても交渉がうまくいかないのが現状です。10月に英国の離脱が行われないのであればユーロにまた資金が戻るかもしれませんね。。
・8/30の相場事情
この日は非常にデリケートな問題があらわになったと思います。
先日の弾道ミサイルを受け、日米は北朝鮮に対して「石油禁油措置」を行う姿勢を提示しました。まぁこの辺から日米関係はある程度方向性が一致しているのかなと思いますね(´・ω・`)
しかし本題は日米ではなく、中露の取り組みにあります。
というのも石油に関して、北朝鮮は中国とロシアに依存しているためです。
そして中露は日米の取り組みに対して、非常に消極的な意見を述べていることが分かりました。
まぁロシアにしてみれば反対側の出来事だし、トランプさんとプーチンさん仲悪い説あるそうですし(米露の関係は深く知りませんがw)。
(以下、ドル/円の15分足)
チャートはこのように形成されました。円高が一服し、ミサイル発射前の相場に戻るかのようなV字チャートです( `ー´)ノオラァ
市場はミサイルのリスクを一時的であると認識しているように思えますね。
次にミサイルが発射された際には、より一層の危機感を煽るようなものでない限り価格推移は限定的なものになると思われます。
・8/31の相場事情
この日は目新しい情報はなもみ合い相場であったとだけ書いておきます_( _´ω`)_ペショ
強いて言えばトランプさんが「法人税15%やるぞ」とまた発言した事くらいですかね。
財政難が見込まれる中、このような発言をしても「ほんとかよ」「むしろ上限引き上げ出来なかったらどうするねん」という想いを募らせるだけのような気が・・・(´・ω・`)ウーン
・現状に潜むリスク
明日から9月に入りますが、様々な材料を抱え込んで突入することになります。
どれもパッとしないようなものかもしれませんが、まずは「米雇用統計」でしょう。
FRBの金融引き締め政策を加速させる数値を出せるのかが一つ焦点になるかもしれません(この雇用統計についてはまた別記事で書かせていただきます)。
まぁ足元にある障壁はインフレ率ですからね。。雇用統計についてはよほどの数値でないと無風で終わるような気がしています。
次点ではやはり「北朝鮮の動向」でしょうか。このようなリスクがあるので今はあまりスイングしてポジションを持ちたくないものです( ;∀;)
一番の大目玉は「米国の債務上限引き上げ有無」でしょう。
これが否決されれば、政府解散、最悪債務不履行(デフォルト)の危険性も増しますからね。これが実現すれば今年最大の下げを期待できるのではないでしょうか。
ざっくりとした内容になりましたが、注目するべき点は明確にできたと思います。
日々の記事で詳細に取り扱っていけたらと思いますので今後とも宜しくお願い致します_( _´ω`)_ペショ
アディオス。