このエントリーをはてなブックマークに追加

バフェットを知る

バフェットのような結果の継続を追求しています。

心技体を磨く【技の巻】

f:id:kishi-yuu7:20171010213729p:plain

 

今回の記事は、「心技体を磨く」の続編になります。

k-book-oneday.hatenablog.com

前回の記事でも述べたように、損失が気持ちに与える影響は大きい一方、利益のそれは小さいものになります(プロスペクト理論)。
しかしこれに対して動揺し、投資判断を誤ってはいけません。何故ならアナタの損失、損益を決めるのは心ではなく、アナタの決済という行動です。この時、恐怖や欲といった行動ではなく、信念に基づいた行動でなくてはなりません。

そして今回は、その行動について書こうと思います。

 

ちなみに今回の記事の結論は「マヌケは何をやってもマヌケ」ということです。

 

行動の源泉


まず、前回でも少し書きましたが、恐怖や欲によって行動を起こすのは仕方ありません。人間の防衛本能です。しかしハッキリ言うとマヌケ以外の何者でもありません。例えて言えば、武器や戦略ではなく、金だけ持って現れた「カモネギ」です。恐怖や欲によって動かされた人はカモネギである、と証明したのがプロスペクト理論です。

一方、武器や戦略を持った投資家は価格がどう動くかなんて気にしません。大切なのは、「自分の定めたルールを満たすかどうか」です。つまり、市場に参加する時点で、カモネギとそうでない人の優劣はついています。繰り返し検証すればカモネギは負け、そうでない投資家は旨味を得ます。ここで一つ疑問が生じるかと思います。つまり、自身の定めたルールはアナタの利益を保証してくれるのか、ということです。


行動を最適化する

 

ここで、武器(ファンダメンタルやテクニカル)や戦略を持った投資家について考えてみましょう。武器や戦略を持っていればそれで勝てるのか?答えは否です。この派閥は手数料が割高だったり、再現性が低かったりすることがあるためです。

多くの場合、手数料や再現性を考慮せず武器や戦略を選択し、負けてしまい、自身の選択を後悔する結果になってしまいます。自身の選択を後悔しないため、自身の選択した特性と再現性を考慮した上で、市場に参加する事を推奨します。

自己にルールを設けて取引しても、「負け続けたから〜。勝てないから〜」といった自身の選択への言い訳するような人は、詰まる所「選択の際、深く考えなかったマヌケでした」と、言っているようなものと自己を顧みるべきです。

 

 

関連記事です。
ファンダメンタルやテクニカルの有用性について、盲目的になってはいませんか?それら分析手段に否定的に書いた記事です。

 

k-book-oneday.hatenablog.com

 

再現性という意味で最も高いのはS&P500に連動したETFです。その再現性をテーマに書いた記事です。

 

 

k-book-oneday.hatenablog.com

 

 

あでゅー