節約がリターンを増やす
まずは下の図を見て下さい。
図は「総務省 家計調査 2016年次 単身世帯の支出」を基に作成しました。疑り深い方(いて欲しいです。間違いがあればぜひご指摘お願いします)はぜひご自身でもご確認下さい。
「新社会人の生活費って、どうなってるの?」
「節約してるつもりだけど他の人と比べたら無駄遣いしてる?」
という若い世代の方に向けた記事内容となります。
始めに断っておきますが、筆者も大学生です( *´艸`)
また、この記事を「読者の方の何かの行動の契機になりうる」という淡い期待、希望というスケベ心を持って書くことをご承知おきください_( _´ω`)_ペショ
ぜひ自らの知性と信念が試される市場に乗り込みましょう。
さて、前置きはこのくらいにして、今回の題目は以下になります。
・単身世帯の支出詳細と節約戦略
・学生こそ投資せよ
ではよろしくお願いします。
・単身世帯の支出詳細
まずは全体の割合を大雑把に把握しておきましょう。上の画像を違う形式で表してみました。
下から順番に見ていきましょう。
まず食費と住居の関係です。男性は食費に多く払う傾向があり、女性は住居に多く払う傾向があるようです。支出のポートフォリオでは住宅費が一番の比率を占めると思いましたが、どうやらそうでもないようです。
①食費項目と節約戦略
(共に「総務省 家計調査 2016年次 単身世帯の支出」より作成)
まず上の項目表から食費は、「男性の方が8408円高い」と計算できます。何故多くなるのかと見てみると、「外食」の男女差額は8732円であり、これが大きく貢献してしまっているということが分かります。
つまり、男性の多くは外食機会を女性と同額程度に済ますことができれば、年手取り+10万4784円が見込めます(当然ですが投資ではなく、節約なので非課税)。
自炊系男子になることができれば、所得も10万程度増加が見込めて、女子ウケもいい(?)ので、3代欲求のうちの食欲、性欲(??)を満たす可能性が多いにあります。中途半端に自己啓発なんてしないで、自炊スキルに投資する方がよっぽどリターンが多いです。
一方、女性に関してはあまり言うことがないかもしれません。強いて挙げるなら「お菓子」の項目でしょうか。これ以上の内訳は確認できないので何とも言えませんが、男性との差額は+1251円となっています。男性水準まで落とすことができれば、年手取り+15012円が見込めます。
②住居項目と節約戦略
次に住居についてです。前提としてこの項目は全体の支出の中で2トップですし、住所によっても大きく変わってくる項目なので、ぜひご自身のものとで比較して見て下さい。
この点は男女による違いが大きく出たのかなと思います。男女の差額は7735円なので女性は男性水準と同等にすれば、年間9万820円の手取り増加になります。何故女性が多く住居費を払う傾向にあるのでしょうか。
推測ですが、身の安全を第一優先順位として挙げているのではないでしょうか。人類が移住性を辞め定住性に移行した時期から、「身ごもった女性は家の中」へと活動範囲を狭めました。そこでの仕事は、胎児および自身の安全確保と家の管理でした。つまり、女性が安全を求めるのは歴史的に見ても納得してしまう自分がいます(この点については別途考察できたら、と思います)。
「ちょっと待てよ、安く見積もりすぎだろ」という声が上がってきそうなのでもう少し書いておこうと思いますが、あくまでこれは全国の平均です。また、ご自身の住居の在り方でも値段は大きくばらける項目でもあります。
例えば、「持ち家」と「民営借家」では4万円程度の差額があります。このように住居の在り方の平均も示すことで
③交通・通信項目と節約戦略
次の項目は情報社会においてなくてはならない通信を含む、この項目に触れたいと思います。
ここも男女の特性が少し垣間見えます。
まずは「交通」の項目ですね。男女差は3389円ですので、男性は女性と同じ水準にすれば年収+40668円です。ただ、具体的な内容や要因が背景からは見えづらいですね…。男性の方が車を使うから、高速代金が計上されているのでしょうか。というか、「車」の項目ですが、見たら分かりますよね?持たない(女性)方が安く済むに決まってます。仮に男性の交通項目が高い理由が車関連なら、車を持たないという選択だけで女性の費用に近づけることが出来ます。
というか、車を持つか、持たないか?という問いに対してもこのブログで取り扱うことが出来ればと思います。
最後は「通信費」ですね。男女差はそんなにないですね。まぁ大体7000円くらいということでしょうか。これ、後半の後に書きますが、2000-3000円くらいにできる項目ですので、まずはここを削りましょう。
今回はこの辺で。
あでゅー。